2020年11月18日水曜日

カゲロウ

 


今朝 台所の窓ガラスにとまっていた。

なんとも言えない羽のたおやかないろ。

かげろうは、この地球で、3億年前に、翅を発達させて最初に空中を飛んだ昆虫である、とか、

それから3億年も変わらぬ姿でいられるのは、そのはかない命のおかげだ、とか、

子孫を残すためだけに成虫になるので、地上に出てからは何も食べず、敵からも身を守る術がないので、弱弱しく口は退化してないのだ、とか・・

一体 こんなにちいさく はかなく うつくしい 一匹の 生きものの中に、どれだけの自然の摂理が、神秘が秘められていることか・・と驚く。

そんなことを教えに来てくれたのかな。


(万紀夫氏撮影)







2020年11月13日金曜日

朝霧

 今朝。

薄い三日月と夜明けの明星が瞬く夜明け前。

太陽が昇るのを拝めるかなあと思ったら霧が降りてきた。


野菜や果樹の甘みをうんと増す、この冷たい霜が

私の身体も包み込む。




陽が霧を溶かすのか、
霧の上に陽がのぼったのか、
一面が朝の顔を表してくる。

今日もよき一日でありますよう。

2020年11月3日火曜日

朽ち葉

落葉のことを 日本の伝統色では 朽葉 と言ったらしい。

ことばの中に あたりまえのように いのちの巡り がある。

日本人が育んできた感性、心を感じる。





足元はゆたかに
空は寒々しくなってゆく。









2020年10月21日水曜日

秋晴れ

 夜中に流れ星を見た。

そんな朝の日の出は強烈な日差し・・と思いきや・・濃霧がのぼってきて朝日は拝めず。

ひさしぶりの青空、秋晴れ。

夕暮れは、有明山に吸い込まれそう・・な雲を見ながら

散歩。





2020年9月29日火曜日

秋のいろ


三連休、そしてこの週末で、

山麓沿いの稲刈りは だいぶ終わってだいぶん風景が寂しくなってきている。

はざかけしている農家は年々少なくなってきてるように感じる。


蕎麦の花も、コスモスも 刈られた黄金色の稲がなくなって 秋風が冷たそう。
 

2020年9月26日土曜日

2020年9月19日土曜日

有明山

 

近くからでも

遠くからでも

この山を見てるとほっとする。

最近の雨のせいか(ガレて)白いところが多くなってきてる気がする。


その雨のおかげで虹もよく出る。

雨が多いと、水門管理されている川が止まる。

雨が止んで、川が轟音とともに勢いよく流れ出す。

川風が部屋の中まで入ってくる。

有明山の麓、水の循環の中で、

自然の絶妙なバランスの中で 生かされていることを感じる。



2020年9月16日水曜日

マキオ氏の手すさび 1

 

昔つくったガラス玉が出てきたので、朝のひかりにかざしてみる。

これはカード立て?だったのかな。
文鎮だったのかな?

今は
大きな朝露みたいに 
朝 を その中に封じ込めてゆく。

(訂正・緑色のガラスはマキオ氏の作品でなく、草津で買ったもの、だそう、でした!)



2020年9月10日木曜日

 最近は午後になると

有明山の方には雲。東の方は青空。

降ったかと思うと、また強い日差し。

池田方面などの人々から「お宅のとこだけまた雲来てるなあ、て見てるよ」とよく言われる。

でもこの時期こんな日差しに恵まれることはなかったので、

今!とばかりに、お布団、洗濯物や干し物、その他もろもろを、

出すタイミング、入れるタイミングに五感をそばだてる毎日。

秋の匂いは日に日に強くなってきている。

(撮影 万紀夫)


2020年9月8日火曜日

朝焼け

 台風一過で 月も 明の明星も いつもにまして瞬く。

朝焼けのあかが、あまりにもきれいで、

カメラを取りに行ったら、階段を昇ったときには もういろが変わってた。



2020年9月5日土曜日

芙蓉

照りつける強烈な夏の日差しの中では
目をほころばせ、
秋風が混ざるこの時期には
なんとも
やさしく
「もののあわれ」
を感じさせてくれる。

(撮影 万紀夫)

 

2020年9月3日木曜日

朝のひかり


 木々の間を抜けて

足元から太陽に向かって伸びてゆけるような、至福の時間。


2020年9月2日水曜日

目が覚めて障子を開けたら虹が・・

コーヒーカップに注いでみる(笑)。

今日は満月。

ひさしぶりに山麓からのブログを再開しようと思います。