2021年2月7日日曜日

晴れた朝


安曇野の里の雪はほとんど融けてしまったけれど、

少し北の山麓へゆくと ツボ足では容易に長靴が埋まってしまう。

山麓に住んでいると、その姿は見えないけれど、

ほんとうに大きな山の恩恵にをうけて 私たちは生きているんだなあと思う。

この空気、水・・

これ以上 私たち、人がこの恵みを壊し続けないように、

たいせつに たいせつに 感じられるように、

暮らしてゆきたい。

ひんやりした空気の中でも

鳥のさえずりに 木々の蕾に 春を感じる。

            
 (一番上の写真 撮影・万紀夫)


2021年1月6日水曜日

謹賀新年

 遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます。

こちらは白い、静かなお正月でした。



朝、降り積もった雪も 午後の日差しで溶けてゆきます。
日陰以外は・・。

山麓のうちの周りはこんな感じですが、
これは暑い夏に見て頂いた方がいいかも・・ですネ。

(撮影・万紀夫)


2020年11月18日水曜日

カゲロウ

 


今朝 台所の窓ガラスにとまっていた。

なんとも言えない羽のたおやかないろ。

かげろうは、この地球で、3億年前に、翅を発達させて最初に空中を飛んだ昆虫である、とか、

それから3億年も変わらぬ姿でいられるのは、そのはかない命のおかげだ、とか、

子孫を残すためだけに成虫になるので、地上に出てからは何も食べず、敵からも身を守る術がないので、弱弱しく口は退化してないのだ、とか・・

一体 こんなにちいさく はかなく うつくしい 一匹の 生きものの中に、どれだけの自然の摂理が、神秘が秘められていることか・・と驚く。

そんなことを教えに来てくれたのかな。


(万紀夫氏撮影)







2020年11月13日金曜日

朝霧

 今朝。

薄い三日月と夜明けの明星が瞬く夜明け前。

太陽が昇るのを拝めるかなあと思ったら霧が降りてきた。


野菜や果樹の甘みをうんと増す、この冷たい霜が

私の身体も包み込む。




陽が霧を溶かすのか、
霧の上に陽がのぼったのか、
一面が朝の顔を表してくる。

今日もよき一日でありますよう。

2020年11月3日火曜日

朽ち葉

落葉のことを 日本の伝統色では 朽葉 と言ったらしい。

ことばの中に あたりまえのように いのちの巡り がある。

日本人が育んできた感性、心を感じる。





足元はゆたかに
空は寒々しくなってゆく。









2020年10月21日水曜日

秋晴れ

 夜中に流れ星を見た。

そんな朝の日の出は強烈な日差し・・と思いきや・・濃霧がのぼってきて朝日は拝めず。

ひさしぶりの青空、秋晴れ。

夕暮れは、有明山に吸い込まれそう・・な雲を見ながら

散歩。





2020年9月29日火曜日

秋のいろ


三連休、そしてこの週末で、

山麓沿いの稲刈りは だいぶ終わってだいぶん風景が寂しくなってきている。

はざかけしている農家は年々少なくなってきてるように感じる。


蕎麦の花も、コスモスも 刈られた黄金色の稲がなくなって 秋風が冷たそう。